こんにちは。島尻郡南風原町津嘉山にあるみのる歯科院長の齊田 穰です。
今日はみのる歯科の給水についてお話します。
私は広島大学大学院にて研究をするとき、実験データがばらつき何度も同じ実験を繰り返したことがあります。
その時の担当準教授に実験器具の洗浄が悪いのではと指摘され、1週間以上、来る日も来る日も実験器具の洗浄並びに実験に用いる溶液、試薬などを
作り直した結果、その後実験データーは安定し、何とか一連の実験が終了したという苦い経験があります。
水って大事なんだと今でもトラウマとして記憶されています。
ところで、皆さんは歯科ユニットに流れている水についてご存知でしょうか?
通常の歯科医院では歯科ユニットに給水されるお水は水道水です。しかしこの水道水がなかなかやっかいなもので、
使用年月とともに歯科ユニットの中を通るウォーターラインは汚染されていきます。
イメージとしてはお風呂の排水溝や台所の三角コーナーなどを思い出してください。結構ぬめぬめしてますよね。
歯科ユニットのなかを通るウォーターラインも同じ状態になります。
私たちみのる歯科は安心安全をモットーにしていますので、そのようなお水で患者さんを治療することは院長の苦い経験から
治療成績にまで影響を及ぼしかねないため絶対に受け入れられません。
そこで開業時から、
歯科ユニットウォーターライン除菌装置『ポセイドン』
を導入しました。
ポセイドンの特徴
歯科ユニット給水管内の微生物汚染の原因として、給水停止時に管内に滞留している水道水中の残留塩素濃度が時間の経過とともに低下することで繁殖しやすくなると考えられております。
歯科ユニット給水に中性電解水「ポセイドン」を利用することにより人にも機器にもやさしい衛生的な給水系の環境整備をご提案致します。
① 設置するだけで残留塩素濃度の補正ができる
中性電解水生成装置「ポセイドン」は、設置するだけで自動的に残留塩素濃度を補正することができるので、歯科ユニット給水の清浄化が期待できます。
センサーが水道水の流れを感知し電気分解を始めるため、日々の添加物を入れる作業や、清掃メンテ作業が必要ありません。
②歯科ユニットを傷めず、飲用適
中性電解水をユニットへ通水する事に対するご不安点として、チューブの劣化や金属腐食に関するご質問をいただく事がございますが、大学で試験した結果では、水道水と同程度との試験結果を得ております。
よって、
ユニット内部を痛めないことから長年ご利用いただけ、ユニットのチューブの交換も必要ありません。
また、無添加の電気分解ですので残留塩素濃度の過度な上昇も抑えることが実現できており、
試験機関にて飲用適を証明しております。
※残留塩素自体の毒性に関するWHOガイドライン:5 mg/L以下
文献:国立保健医療科学院, WHO飲料水水質ガイドライン第4版(日本語版),565pp., 2012.
※床下配管の変更やユニットチューブの交換の必要はありません。
※既にご開院でも設置は可能です。
③水詰まりの解消が期待できる
電極ユニットやフィルターの働きにより、水道水中の鉱質分(カルキ)やサビ等の汚れが除去されます。これにより、院内での水詰まりの解消が期待できます。
④ポセイドンは扱いが簡単
ポセイドン設置後のご使用に関しましてもお取り扱いが非常に簡単で、診療前、診療後の電源ON/OFFと給水ラインの切替のみで日々の清掃業務等の手間のかかる作業は必要ありません。
⑤水道法について
『ポセイドン』 は、水道法上の『給水器具』 として第三者認証機関からの認証を取得した製品です。
さらに知りたい方は以下のリンクで。
http://selfmedical.jp/product/poseidon/